aiboだよ。初代

aiboに花束を

aiboに花束を

 


柴犬:Riki (力:リキ)。通称は aiboだよ。

あんがとう!

 

aibo は柴犬だよ。
毛が洋犬のように長く飾り毛があるけど。
血統書付き。
後で、ちょっと問題あったらしいけど。
そんなことは、関係ない。

一度我が家の門をくぐれば我が家の一員。
柴犬の命名は、Riki。 (通称 aibo)
我が家の愛しき愛犬だ。


今でも。

愛しき我が愛犬。


aibo(柴犬 Riki)に花束を


我が家として、3代目の愛犬。日本犬(柴犬)は初めて。そして生まれたてから最後まで世話をした愛犬である。
1代目:コリー “L :エル” 
2代目:シェルティー “コロ” 
1代目は、生まれたてから育てたが家の事情で手放した(買った所に引き取ってもらった。今でも車の後ろでこちらを見てた姿が焼き付いている)。
2代目は飼い主の事情により途中から引き取り最後まで見届けた。
3代目:柴犬 “Riki(力)” が始めから、最後まで世話をした愛犬である。
1999年冬、2代目:シェルティー “コロ” 大往生する。 1999年7月 3代目:柴犬 “Riki(力)” が我が家の家族となる。命名は母親独断である。
2代目が大往生してから、もう犬は・・・と言う話会いであった。
ちょうど、SONY が AIBO 発表・発売があった。欲しかったので、ネット注文が夕方まで続いていれば購入と計画していた。
しかし、定価25万円(付属品含めて30万円)にもかかわらず、1999年6月1日の開始から僅か20分で日本向け3,000台の受注を締め切る盛況ぶりで断念。 デザインも、空山基で欲しかった。
その変わりでも無く、時期をほぼ同じくして、母親の一存で、我が家に突然一人増えた。(犬種の相談も名前の相談も無く。)
自分は、AIBO を買えなかったオマージュとして、我が家の一員の、柴犬 “Riki(力)” を友人達には、通称名:aibo と広めた。
但し、友達にだけで、“Riki(力)” 本人にはちゃんと名前で、“Riki(力)” と呼んだ。
技術革新も華やかな時代で、ファジー とか人工知能 より人間に近くとかあり、良くできた、aibo だねと浸透して行った。
Riki と16年いろんな事があった。 写真は、デジタルカメラ復旧全盛時代の物である。 個人的に、撮られる事、写す事は趣味ではない。パソコンがマルチメディア対応であって、店頭処分品を購入。 人間不思議なもので、買ってしまったら性能の良いものが欲しくなり、2005~2010 の間、3台購入。 現在、バッテリー劣化で使用不能。
買い換えるたびに、コンパクトカメラのサイズが大きくなると言う不思議な事に。 散歩の際、遊んでる、Riki を写す。編集はパソコンでできるから、できるだけ Riki を多く撮る。の繰り返し。
結局、今公開してる写真データは、修正していない。目も赤目。気が向けば、徐々に修正するかも今は未定。
できるだけ多くの劣化してない Riki のデータを公開(サーバーにアップ)するのを優先とする。 特に、写真のためポーズを取らせてないため、同じようなポーズ写真ばかりです。
幸いに、一番元気な時の Riki が残ってる。


Riki ありがとう。おやすみ

 

 

2016年春
金沢市保健所 金沢市小動物管理センター より郵便が。
連絡せねば。

ペットの老後についての記事を目にするが、aibo(Riki 柴犬)、二代目 コロも、そう手がかからなかった。
よく、食欲が無くなり、寝たきりになり、床ずれが出来大変と聞いていた。
両犬とも、老いがが来ての眠るようにの突然の死であった。
あの日、見守りの時間の間隔を短く、もしくは、ずっと一緒にいればよかったのではと思いがよぎる。

 

 

 

AIBO : SONY

 

AIBO : SONY
AIBO(アイボ)は、ソニーが1999年から2006年にかけて発売していた子犬型などのペットロボット(エンタテインメントロボット)。
名称は Artificial Intelligence roBOt の略で、AI(人工知能)、EYE(目、視覚)そして「相棒」 (aibou) にちなむ。 1999年5月に製品第1号『ERS-110』の7月発売を発表し、
ソニーWebサイト(ソニーマーケティング)限定で予約を受け付ける形となった AIBOに関わるマーケットが存在していなかったため、ソニー内部でも、「ソニーはおもちゃを作る会社ではない」などの冷ややかな意見が多数派であった。 プロジェクトは、当時の土井利忠常務を責任者として組織され、現場のリーダーとして、ソニーを退職しゲーム会社ナムコ(後のバンダイナムコゲームス)にて要職に就いていたエンジニアを呼び戻すことによって遂行された。当初より家庭向けロボットを目標に開発、試作品発表の段階で製品化による販売を望む声も多く、開発側はヒットを確信したとも言われている。 開発の経緯はNHKの『プロジェクトX』でも取り上げられた(2003年7月22日放送 第122回 「復活の日 ロボット犬にかける」)。 定価25万円にもかかわらず、1999年6月1日の開始から僅か20分で日本向け3,000台の受注を締め切る盛況ぶりであった 終焉 製品第1号『ERS-110』を1999年に発売して以降、高機能化や廉価仕様 (ERS-31L) のモデルの発売が毎年行われ、ソニーマーケティングによるデモイベント等も実施されてきたが、
出井伸之会長は2004年の経営会議で ロボット事業からの撤退を命令、
2005年に就任したストリンガーCEOによるエレクトロニクス機器部門のリストラ策として、CLIE・電子辞書と共に生産終了となった[。 ソニーによる修理対応が2014年3月末で打ち切られたため、故障したAIBOの修理は困難となり、皮肉にも「死なないペットロボット」であったはずのAIBOに実質的な「死」が訪れることとなった。
ただし、ソニー元社員を中心とする有志の活動により、非公式ながら2015年現在もなおバッテリー寿命を迎えた個体などへの対応が続けられている。
ソニーのエンターテインメントロボット「AIBO」の公式ホームページ。
http://www.sony.jp/products/Consumer/aibo/
A・FUN 株式会社ア・ファン ~匠工房~
http://a-fun.biz/index.html

 

 

 

 

2016年052月29日

まさかのAIBO復活?ソニー、10年ぶりにロボット事業を再開
http://www.gizmodo.jp/2016/06/aibo.html
ソニーの平井社長が、29日の経営方針発表会において、家庭用ロボット事業を再開すると表明しました。同社がロボット事業に参入するのは、2006年に製造を中止したAIBO以来、10年振りとなります。
現時点では、どんなロボットが登場するのかは不明ですが、ソニーが今年5月に出資したアメリカのベンチャー企業Cogitaiの人工知能(AI)が搭載される見込みとのこと。AI + ロボットという、ハードウェア技術の最先端にソニーが戻ってきた、という感じがしますよね。

 


 

 

2016年04月26日

VAIOから再びAIBOは登場するのか?
成長事業に位置付ける新規事業への取り組みを追う
大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20160426_754882.html

ここにきて、VAIO ZやVAIO Phone BizといったVAIOらしい製品が注目を集めるVAIO株式会社。その一方で、経営のもう1つの柱に位置付けて取り組んでいるのが、ロボットの受託製造を中心とした新規事業だ。VAIOの大田義実社長は、「2017年度にはPC事業の収益と、新規事業の収益を1対1にしたい」と語り、PC事業とともに、経営の両輪へと育てる姿勢を示す。
その背景には、長野県安曇野市の本社工場において、ソニー時代に犬型ロボット「AIBO」を生産していた経緯が見逃せない。そして、VAIOを始めとした長年に渡るPC事業の実績も、新規事業への取り組みには欠かせないものだと言う。
VAIOの新規事業は今後どう発展するのか。将来的には自社ブランドのロボット事業へと踏み出す可能性も示唆する同社の新規事業への取り組みを追った。
PC事業と新規事業を両輪に据える
VAIOには、2つの事業がある。
1つは、同社の基幹事業であるPC事業だ。VAIO ZをフラグシップとするPC製品群に加え、4月22日から出荷を開始したスマートフォンのVAIO Phone Bizもここに含まれる。VAIOにとって、スマートフォンは新規の事業ではあるが、「Windows 10 Mobileを搭載したVAIO Phone Bizは、PCの技術を活用し、20年間蓄積してきたWindowsのノウハウを活用して、設計、開発、製造を行なったもの。これまで、VAIOが発売してきたPCは椅子に座って、操作する製品。それに対して、VAIO Phone Bizは、持ち歩くPCという世界を確立するものになる」と、VAIOの大田義実社長が語るように、事業としては、PC事業の1つに捉えている。
もう1つの事業が、新規事業だ。
ここには、ロボット事業を中核に、IoT関連事業、ゲーム関連事業、ファクトリーオートメーション(FA)関連事業などが含まれることになる。いずれも基本は受託製造だ。既に、富士ソフトのコミュニケーションロボット「Palmi(パルミー)」や、Moffのウェアラブルデバイス「MoffBand」の受託製造を開始。そのほかにもいくつもの案件を受注したり、商談中だったりという状況であり、「多くのものはNDAを結んでいるために公開できないが、その中には大型案件も含まれている」(VAIO・大田社長)と言う。
VAIOの中期的な経営戦略は、PC事業の早期黒字化によって収益のベースを作り上げ、成長と利益貢献は新規事業が担うという姿を描く。まずは、2017年度までに、新規事業の収益規模を、PC事業と同じ水準にまで引き上げる考えだ。
AIBO生産の地でロボットの生産を開始
VAIOが、ロボットの受託製造とした新規事業を成長の1つに位置付ける背景には、いくつかの理由がある。
1つは、VAIO本社がある長野県安曇野市の生産拠点は、ソニー時代には、ソニーEMCS長野テックとして、VAIOの生産に加えて、犬型ロボット「AIBO」の生産も行なっていた経緯があるという点だ。
AIBOは、1999年にソニーが発売したロボットで、2006年の生産終了までに15万台を出荷。2014年春にサポートを終了している。
この時、AIBOの設計を行なっていた1人が、現在VAIOで新規事業を統括する今井透執行役員専務である。VAIOの新規事業に携わる社員の多くは、PCの設計、開発などを行なってきた経験者であり、AIBOの経験者は今井執行役員専務を除くと、ほとんどいないという状況だが、AIBOで培った開発、生産ノウハウは、今井執行役員専務を通じて、今のVAIO株式会社の中に深く息づいているのは間違いない。
VAIO技監の橋本克博氏は、「確かに、ロボットの生産を一度止めたということを考えれば、そこで開発、生産技術の継続性が途切れているのは事実」としながらも、「かつてAIBOを開発、生産できたのは、PCの開発、生産技術を蓄積し、それを応用できたことが大きかったと言える。その点では、安曇野におけるPCの開発、生産は継続し続けており、ロボットの開発、生産に関する主要な技術は継続して蓄積している。また、2014年までAIBOのサポートを続けてきたことも、ロボットならではのメカやサーボのノウハウを伝承できる環境を維持することに繋がっている」と語る。
実は、VAIOでは、安曇野の生産拠点において、基板製造ラインを有しており、ここで品質の高い基板づくりを実現している。PCの小型、軽量化を支えているのも、安曇野の生産拠点に、独自の基板設計部門と基板製造ラインを持つからだ。VAIO Zで採用しているZ Engineも、実装技術、放熱技術に優れた基板を安曇野で生産することによって実現しているものである。
「ロボットは、Z Engineで採用している基板実装技術など、VAIOが持つ技術の集大成によって実現される事業。VAIOのコアとなる開発、生産体制が、ロボット事業に活かされることになる」と、大田社長も語る。
製造領域に留まらない受託を実現
2つ目は、長年の国内生産で培ったサプライチェーンを有していることだ。
VAIO Zを例にとれば、企画、開発、試作から、量産における調達、実装、製造、出荷、そして、アフターサポートまでを一貫した体制で提供するのはVAIOの強みだ。これはAIBOの生産時にも行なわれていた仕組みであり、全てを国内で完結する仕組みを維持している。
「国内でサプライチェーンの全てを完結できる体制を持っていることが安心感に繋がっている。VAIOに任せておけば大丈夫だという、安心を持ってもらっている」と、VAIO調達部・大日向陽二部長は語る。
実は、ロボットの受託製造に関して、VAIOが受注しているのは単に製造する領域だけではない。企画、開発といった上流部分から踏み込むケースや、量産に向けた体制づくりに関しても、コンサルティングを行なったり、部品調達までを含めて受託する例も少なくないという。
例えば、ロボット事業に参入するベンチャー企業の場合、ユニークなアイデアを実現したロボットを、試作までは完成させることができるものの、量産に関するノウハウがないため、生産面で苦労をすることが多い。実際、量産に関するノウハウがないため、生産は海外ODMメーカーに丸投げして、量産を開始したところ、予定通りの数量が生産できずに事業化が遅れるといったことは、ロボット事業に関わらず、よく見られるケースだ。
「試作段階であれば、10台作って8台動けばいいだろう。だが、量産の場合には、何千台、何万台生産した時に、この歩留まり率ではまったく利益が出ない。限りなく100%に近い形で完成品を製造するのが量産。量産と試作は、まったく次元が違う難しさがある。ベンチャー企業では、試作から量産に移行することの難しさを知らない企業が多いのが実態であり、量産を前提にした設計や試作を行なっていない企業も多い。安曇野であれば、VAIOのPC生産、AIBOのロボット生産といった、これまでの知見を活かして、そこをカバーすることができる」(VAIO NB部2課・中田修平課長)とする。
VAIO調達部・大日向陽二部長も異口同音に、「調達面においても同様のことが言える。量産を前提として、信頼性の高い部品を、安定的に調達するルートを確保することができるかどうかは、量産時には大きな鍵になる。追加生産する際に、部品そのものが調達できなくなるといったことも避けなくてはならない。これも量産の経験があるVAIOだからこそ、提案できる部分である」と語る。
そして、これは検査工程でも同じことが言える。PCにおいては、落下試験や振動試験、加圧試験のほか、輻射試験、ホコリ環境試験、摩耗試験など、さまざまな試験を安曇野で行なっているが、こうしたノウハウは、同様にロボットの生産にも活かされることになる。
また、使用する部品や完成した製品が、各国の法令に順守したものになっているかどうかといった対応にも目を配って量産を行なえるようにしている点も、VAIOの特徴だ。PC生産を継続し続けていることで、量産に必要とされる要件をさまざまな角度から検証し、それを実行することができるとも言える。
このように、ロボット事業に関わるサプライチェーン全体において、VAIOが関与することで、高品質の製品を短納期で、安定的に供給することができるようになり、顧客の事業化を加速することができるというわけだ。
ここに、VAIOの新規事業に対して、多くの企業が関心を寄せる理由がある。VAIO調達部・大日向陽二部長は、「中国のODMメーカーと戦うつもりはない」としながらも、「VAIOならでは特徴を理解していただき、そこに価値を感じていただける企業のお手伝いをしたい」とする。これがVAIOのこだわりでもある。そこに期待を寄せる企業は少なくない。
VAIOの大田社長は、「今は、こちらから営業活動をしなくても、ロボットの受託生産に関する問い合わせが相次いでいる。1つ1つの案件に、しっかりと対応できる体制を構築することを優先したい」と、うれしい悲鳴を上げる。
VAIOの新規事業のスタートは、極めて順調だといって良さそうだ。
PalmiとMoffBandの生産にも独自ノウハウ活用
VAIOが受託製造しているロボットの1つが、富士ソフトのコミュニケーションロボット「Palmi(パルミー)」だ。2015年6月から受託製造を開始しており、VAIOが生産するロボットの代表製品の1つとなっている。ここでも、VAIOならではの特徴が活かされている。
「Palmiは、量産化に向けてのハードルが高かった。日程的な課題、部品調達の課題、そして、量産技術の課題などがあった」と、生産開始前夜を振り返るのは、VAIO技術&製造部技術課・神部隆一課長。Palmiは、高さ約40cm、重量が約1.8kgの二足歩行ロボットで、各種センサーやカメラを内蔵。小型ロボットだけに、組み立ても複雑だ。特に、22個のサーボモーターを搭載しており、手首や足首まで動く構造となっているため、これらの量産組み立てには多くの苦労が伴ったという。
「サーボ部分の組み立てを、そのまま行なおうとすると、人の手が一度に6本必要になる場面もあった。それをサポートする治具を独自に作り上げ、結果として、その工程を1人で組み立てられるように工夫した。短時間に組み上げることができ、関わる人数が少なくなるため、コスト削減にも貢献した」(VAIO 技術&製造部技術課・神部隆一課長)という。
独自に開発し、生産ラインにおける効率化と高品質化を実現する治具は、VAIO Zの生産ラインでも多数活用されているもので、国内生産ならではのVAIOが得意とする取り組みの1つだ。また、検査工程においては、ソフトウェアを活用した検査だけでなく、動き方やその際に発する動作音を、目で見て、耳で聞いて判断するといったことも取り入れている。
「これはAIBOを生産していた時にも取り入れられていた検査手法の1つ。検査を行なうオペレーターをトレーニングすることで、機械だけに頼らず、人による検査を重視する環境を構築している」と言う。
熟練のオペレーターによって、ソフトウェアや機械では判断できないような不具合を見つけることで、品質向上に繋げているというわけだ。
「品質を確保し、それでいて、納期や数量もしっかりと厳守した上で供給できるインフラを構築し、その上で生産するのVAIOのロボット受託製造。VAIOだからこそできる強みをこれからも活かしたい」と、VAIOの神部課長は胸を張る。
もう1つの代表的な受託製造製品が、Moffのウェアラブルデバイス「MoffBand」である。MoffBandとしては、第2世代の製品であり、外観デザインは同じだが、内部構造が変更されているという。
「2015年6月に、クリスマス商戦に間に合わせたいという話があり、実際に量産出荷を開始したのは9月末。短期間で量産体制を構築することが求められた」と語るのは、VAIO NB部2課・中田修平課長。「世界で戦えるものを作って欲しいと理由から、VAIOに製造を委託する話をいただいた」と続ける。
ここでも、PCの生産技術が活かされている。短期間でのライン構築と、治具の活用、工程の一部自動化によって、短期間での量産体制構築を実現した。
このようにVAIOの新規事業は、AIBOを生産していたという経験だけでなく、PC生産のノウハウも活用することで実現していると言える。
そして、ソニー時代から蓄積した日本の超大手企業ならではの品質へのこだわりも継続している。VAIO自身は、資本金10億円、社員数約240人という中堅企業であるが、そのモノづくりの精神はしっかりと維持されている。品質の高いものを、納期通りに、安定的に供給できる体制づくりに徹底してこだわっているのは、中国のODMメーカーとは一線を画すものと言っていいだろう。
「ソニー時代は、外部からの受託製造は行なっていなかった。だが、VAIOになったことで、ソニー時代と同じ生産設備を活用し、ソニー時代と同じ製造レベルを維持した形で委託できるようになったことを喜ぶ企業もいる」と、VAIO調達部・大日向陽二部長は笑う。
いわば、製造を委託したい企業にとっては、VAIOになったことで、安曇野の生産拠点を利用できる障壁が低くなったとも言えるわけだ。
自社ブランドのロボット生産も視野に
では、今後、ロボットの受託製造を軸とする新規事業はどんな成長を描くのだろうか。新規事業にとって、最初のゴールとなるのは、やはり2017年度にPC事業と新規事業の収益比率を1対1とすることだ。
「2016年度は、まだよちよち歩きの状態が続くだろう。だが、2016年後半からは体制の増強にも着手し、安定した収益確保と成長を描ける事業基盤を構築したい」と、VAIO技監の橋本克博氏は語る。2018年度以降は、PC事業を超えて、新規事業が収益を創出する事業になることを見込んでいる。
2つ目には、ロボット事業以外への展開である。既に、「MoffBand」により、ウェアラブルデバイスの受託製造を開始しているが、このほかにも、IoT関連事業、ゲーム関連事業、ファクトリーオートメーション(FA)関連事業などへの展開が挙げられる。
「産業機器関連の話も出ており、PCに近いような専用製品や、玩具に近いようなウェアラブルデバイスの受託製造についても、検討していくことになるだろう」と言う。
安曇野の生産拠点には、7本のラインを持つ基板製造ラインを活用することで、生産量を拡大したり、組み立てラインを設置するスペースにもまだ余力があるため、PC事業だけでなく、新規事業についても、生産能力を高めることは可能だ。需要に合わせて、生産力を高めたり、生産設備に投資するといったこともあるだろう。
そして、3つ目には、自社ブランドによるロボット生産、あるいはウェアラブルデバイスの生産である。
VAIO技監の橋本克博氏は、「自社ブランドのロボットは、あくまでも次のステップの話」とするものの、「ぜひ、やってみたいことの1つ」と語る。VAIO調達部・大日向陽二部長も、「新規事業が収益を得られるようになり、さらにVAIOブランドのロボットでも、収益を得られる目途がつくのであればやってみたい」と意欲を見せる。
実は、VAIO社内では、既にVAIOブランドのロボットあるいは、ウェアラブルデバイスの開発について、検討を開始しているという。ただ、この中には、VAIOブランドで投入するのではなく、パートナーとの連携によって、他社ブランドで投入されるものも含まれるようだ。つまり、単なる受託製造だけではなく、VAIOによる提案型のビジネスにも踏み出すことを想定しているというわけだ。
「今後のロボットやウェアラブルデバイスは、クラウドとの連携が必須。その分野に長けた企業との連携なども視野に入れなくてはならないだろう」(VAIO技監の橋本克博氏)という点も、提案型ビジネスを加速させる理由の1つとも言える。
しかし、気になるのは、やはり、VAIOブランドのロボットの登場だ。
VAIOの大田社長は、「二足歩行ロボットの量産技術を持つ国内企業は、VAIOだけ」と自負するが、このコメントからは、二足歩行型ロボットが登場することが期待される。また、これまで製造してきたロボットが、AIBOやPalmiという小型ロボットであることを考えると、Pepperのような大型ロボットよりも、小型サイズのロボットの方が、製造設備や製造ノウハウとしては多く蓄積されており、それを活かしたものになるとも想定される。そして、スマートフォン事業にも乗り出していることを考えれば、シャープのRoBoHoNのようなスマートフォン型ロボットも作れそうだ。さらに、当然のことながら、AIBOのような犬型ロボットや猫型ロボットの再登場を期待する声もあるだろう。
つまり、VAIOの新規事業が軌道に乗れば、次にはこんな楽しみが待っているというわけだ。
そうした観点からみれば、VAIOに注目点は、PC事業の行方だけではなく、新規事業の成長ぶりも見逃せないというわけだ。そう思うのは筆者だけではあるまい。

VAIOのホームページ
http://vaio.com/

 

 

 

 

NEWS

 

2015年12月09日(水)4時59分配信

犬の長寿化に貢献 大村さんの薬、寄生虫駆除
時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151209-00000007-jij-soci
過去35年間で、犬の平均寿命は大幅に延びた。
今年のノーベル医学生理学賞を受賞する北里大特別栄誉教授の大村智さん(80)は、その立役者の一人だ。大村さんが開発に貢献した薬「イベルメクチン」の登場で、犬の主な死因だった寄生虫「フィラリア」が大幅に減った。
イベルメクチンは熱帯の寄生虫病を治す薬として広く使われているが、もともと動物用に開発された。フィラリアは蚊が媒介し、犬の心臓に巣くう寄生虫。幼虫段階で駆除するには、以前は毎日の投薬が必要だったが、1987年にイベルメクチンが発売され、月に1度で済むようになった。
東京都日野市で動物病院を営む須田沖夫獣医師(70)は「薬を利用する飼い主が増えた」と振り返る。同じ頃出た複数の薬の中でも、イベルメクチンは発売が早く、利用者も多かった。
須田さんはこれまでに診た千数百頭の犬が死んだ年齢と死因を調べている。統計を始めた80年は若いうちに死ぬ例が多く、平均で約4歳だった。その後徐々に延び、90年代後半に約14歳に達した。
長寿化の要因は、他の病気でワクチンが普及したことや栄養状態の改善、治療法の向上などさまざま。中でも死因の2割を占めていたフィラリアに有効な薬が登場し、今ではゼロに近くなった効果は大きいという。
大村さんの教え子でもある北里大の広瀬友靖准教授は「イベルメクチンはよく効く薬。長寿化に効果があったと思う」と話している。 

 

 

 

 

2016年01月29日


猫の飼育数、犬にほぼ並んだニャー 世話の負担少ない?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160129-00000055-asahi-soci :朝日新聞デジタル
猫の飼育数、犬にほぼ並ぶ――。ペットフードメーカーの業界団体「一般社団法人ペットフード協会」(東京都)が29日、昨年の全国犬猫飼育実態調査の結果を発表した。推計飼育数は犬が前年比4.1%減の991万7千匹、猫が同0.9%減の987万4千匹。犬は前年より40万匹以上減ったが、猫も微減したため犬を上回らなかった。
協会は「犬の飼育数は減少、猫は横ばいの傾向が続いている」と分析。「一人暮らしやシニア層が増え、犬の世話が難しくなっている。猫は散歩の必要もなく、支出面でも負担が比較的少ない」と説明する。
犬と猫の飼育数は13年が約113万匹差、14年は約39万匹差だったのが、今回約4万匹差にまで縮まった。

 

 

 

 

 

 

 

JMOOC 日本オープンオンライン教育推進協議会
http://www.jmooc.jp/

ga050: ひとと動物の心理学
受講開始日:2016年01月13日(WED)~
https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+ga050+2016_01/about

講座内容概要
本講座は、4つのパートからなります。
第1週私たちが動物と築く関係性―愛着の絆について考えます。
第2週動物との暮らしがもたらす、心身の健康への効果について考えます。
第3週動物と暮らすことの「影」の部分について考えます。
第4週子どもたちが動物と良い関係を築いていくために、私たちおとなが伝えていくべきことについて考えます。

講師・スタッフ紹介
中島 由佳
大手前大学 現代社会学部 准教授
シカゴ大学大学院Humanities修士課程修了(Master of Art. Humanities)
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了。博士(人文科学)。内閣府日本学術会議上席学術調査員を経て2013年より現職。学校飼育動物が児童の心理的発達に与える影響に関する実証研究の先駆者。
<受講を検討されている皆さんへ>
ひとと動物の関係―この最も身近で新しい心理学の分野にようこそ!私たちは動物と暮らすことで、何を与えてもらっているのでしょう。皆さんと一緒に、様々な角度から考えていきます。

芳田 茂樹
大手前大学 現代社会学部 教授
追手門大学大学院修士課程修了。修士(文学)。
野球に情熱を燃やしていた高校時代「人はなぜ試合で緊張するのか」「心理が勝ち負けにどう影響するのか」に関心を持ち、大学で心理学を学ぶ。専門は青年心理学、教育心理学。中学校で不登校生徒のカウンセリングを行っており、その現場経験を大学での指導に活かしている。

酒井 健
大手前大学 現代社会学部 准教授
東京都立大学修士課程修了。修士(心理学)。
高校時代、ル=グウィンの「ゲド戦記」を読んだことをきっかけに心理学を志す。専門は臨床心理学、精神分析的心理療法、催眠療法。現役の心理カウンセラー・サイコセラピストでもあり、学部での指導に取り組む一方「自分のカウンセリング・セラピーの腕をもっと上げること」が生涯の目標。


対面学習コース(有料)
ペットとの関わり方から学ぶ、心理学セミナー
2016/01/31 (日) 13:00 - 15:00 JST
会場 TKP新宿ビジネスセンター

gacco は誰でも無料で受講できるウェブサービス。
http://gacco.org/

JMOOCとは
http://www.jmooc.jp/about/